ウイリアムモリス

私たちが大好きな海外ブランドのひとつにWILLIAM MORRIS(ウィリアムモリス)があります。
ウィリアムモリスをご存知の方も多いと思いますが、近代デザインの創始者と謳われる19世紀のイギリスで最も傑出した芸術家、デザイナー、詩人です。

1834年ロンドン近郊のウォルサムストーに生まれました。
モリスのの生涯は世界で最初に産業革命を成し遂げた英国が「世界の工場」と化し、大量生産と大量消費という物質文明の幕を開けた時と重なります。
質から量に価値が転換され、人間の労働さえも「部品化」し、手仕事から生まれる生活のための美しい品々は失われつつありました。

そのような時代にモリスは行動したのです。
1861年にモリス・マーシャル・フォークナー商会を設立しました。
機械による量産を否定し、中世の手工芸の美しさを理想としたアーツ・アンド・クラフツ運動を展開していきます。
運動は欧米各国に波及し、アール・ヌーヴォーなど20世紀のデザインに多大な影響を与えました。

モリスは生活全般にわたって質を取り戻そうとしました。
特に装飾芸術の分野で手仕事の重要性を強調しました。
生涯に渡り、「生活の質」を追求し続け、超人的な創作と活動を繰り返した人がウイリアムモリスなのです。

「家の中に役に立つかどうかわからない物と、美しいと思えないものは置かないこと」というモリスの言葉は今でも語り継がれています。

モリスが生み出したテキスタイルデザインは1世紀以上を経た今日でも少しも新鮮さを失わず、世界中で根強いファンに愛され続けています。
生活の質を求めてデザインされたモリスの生地はどれも親しみやすく、お薦めしたいものばかりです。




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